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昔の盆料理
近くの川の橋の袂に盆の供物を置く筵が敷かれていた。
仏様にお供えしたものだからということらしい。

夕食をとっている母に『昔、お盆にはどんなものを食べたのか』聞いてみた。
当時母の実家は大家族 10人
祖父母、父母、叔母、母を入れた姉弟5人  

お盆のメニュー

  赤飯・煮しめ・かすべ・・ところてん・八杯豆腐・漬け物(茄子・胡瓜)
  それにうなぎに見立てた豆腐料理もあったと言った。

ところてんは材料の海草を魚屋さんで手にいれ『天つき』と呼ばれる道具で細長い
ところてんにして食べたらしい。
精進料理ということで豆腐を使ってうなぎみたいに見せたのだろう。
秋田の地豆100パーセントのおいしい木綿豆腐を使ってこの料理を作ってみた。
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豆腐のうなぎもどき(作り方)
豆腐はよく水切りしておき(私は電子レンジで)片栗粉、とき卵少々、みじん切りのねぎとしょうが、
塩少々と一緒にフードプロセッサーにかける。
焼き海苔を8枚に切り、その上に豆腐のすり身を平たくのばす。
裏表に軽く片栗粉をはたく。
油を熱し、それを両面こんがりと焼き、みりん・醤油・砂糖少々で作ったたれを絡める。

海苔も香ばしく焼かれていて、見た目はほんとうにうなぎのよう。
ご飯にもお酒にも合いそうなおかず。
昔の人の工夫には頭が下がります。

焼きねぎとホタテのサラダ
 薬味にかったねぎがたくさん残っているので、タマネギの代わりに今日はねぎを焼いて
サラダに入れた。
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ドレッシングはオリーブオイル少々、りんご酢、塩コショウ、醤油少々
by harunoyokihi06 | 2009-08-15 23:21 | 料理


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