江戸末期のエッセイスト 菅江真澄が『桃源郷』と絶賛した場所、八峰町 手這坂集落。
今夜は 2200個の雪灯篭の明かりがともった素晴らしい景色を堪能してきました。
10年前まではここで暮らしている家族がいたのですが、今は誰も住んでおられません。
この素晴らしい風景を残していきたいという地元の方たちの強い気持ちがあり、このような
素敵な催しが数年前から実現したそうです。
今日はいいお天気だったので日が暮れてくるとあたりは何とも言えない青に染まりました。
その夕暮れに浮かぶ2200個の雪灯籠です。
午後4時半に小さな雪灯籠のろうそくに灯りがともされました。
夕暮れが近づくと明かりの表情も刻々と変わっていきました。
『青』のグラデュエーションを楽しみました。
この時間の気温は1度。
名残惜しい気持ちをおさえて、帰途につきました。
入口から見た集落の様子です。
桃の花が咲き乱れる春の様子は
こちらに載せてあります。
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隣の地区から雪灯籠祭りに遊びにいらしていたお二人。
90代と80代半ばだそうです。(大正のお生まれです)
色白で整ったお顔立ち、秋田美人のお二人、仲良くお話しておりました。