五月雨と書いて『さみだれ』と読む。
この雨で 芽ぶきはじめた花や木はどんどん葉を出し、枝をのばして大きくなる。
リビングから見えるエゴノキの緑がまぶしい季節になった。
その緑がさらに雨に洗われて美しい、もう星型のかわいい花の芽も付いている。
こんな雨の日は一日好きな本でも読んでいたい気分。
3~4日前から 椿も咲き始めた。
この15年くらいで椿は大木になり、花数も増えて 堂々の風格となった。
蛸唐草の一輪ざしにお気に入りの模様の椿を投げ入れてみる。
柔ららかな手触りになるまで使った古布で作った花瓶敷きにのせた。
やさしい藍の古布が蛸唐草の花入れを引き立たせ、連続模様の唐草が椿を引き立てる。
椿の友には数日前蕾ばかりの枝を何本かお届け済み。
一年経って どうしているか 心配だったが 最高の笑顔で出迎えてくれた。
『そのうちおしゃべりしに来るね』花を語る時は年齢差なんて関係ない。
栗の木の文机の上には にぎやかにいけた。
友人作の素敵な花器に椿を入れたのは初めて、『とってもいいでしょう?』
土砂降りだった雨は夕方からりと止んだ。
つい五日前に行った角館の桧木内川の桜は桜吹雪になっていることを知った。
さあ、次は八重桜、つつじと続きます。
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八重紅枝垂れ桜
岩手の盛岡の郊外に米内浄水場というところがある。
数年前母と一緒にそこの桜を見に行った。
可愛いい紅色の八重枝垂れ桜が咲き乱れていた。
ニュースで満開の桜を見て、母は 『もう一度行ってみたいね』といった。
たぶんこれも八重紅枝垂れ桜
ここは私のとっておきの桜。五日の日の画像。
毎年 ひっそりと会いに行く桜、名もない桜。
今年もたくさんの花で私を歓迎してくれた。また来年会いましょう。
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晩御飯
サーモンの照り焼き、野菜の煮物、柚子ドレッシングの大根サラダ、いぶりがっこ