今年は山菜が遅かった。
それでも出始めると 山菜は待ってくれない。
『どうか晴れますように!』と願って目覚めた日曜日は快晴。
いつにない早起きをし、友人の山へ出かけた。
朝早くから 農作業を頑張る人たちがいた。
もう水がはられた田んぼもあった。
終わりかけた山桜の薄紅色に新緑が加わってそれが田んぼに映っている。
生き生きとした春の風景、こちらも元気をいただく。
3月たくさんの灯りをともした雪の手這坂、桃は咲いているかな?と立ち寄る。
ここはまだちょっと早かった。でもプラムの白い花が満開で素晴らしかった。
友人の山荘は山桜が終わり、花桃やプラム、八重桜、それにたくさんの木々の新緑
あ~ここはいつ来ても「桃源郷」と感激する。
それに今日は海がとびきり青くきれいだった。
さあ、何から採ったらいいかな?
8日前は可愛い頭を出したばかりのわらびから!
もう立派に成長していた。品質のいい『黒蕨』
次は筍掘り。ちいさな鍬で5センチくらいでているたけのこをほった。
こっちは 友人が4時起きしてとってくれていた『苗代竹』
なわしろを作る時期に生えるのでそう呼ばれている。
そのあと 山のもので天ぷら、そのほかに友人の心づくしのお料理をいただいた。
掘りたての孟宗筍の粕汁、ウドや山椒の葉、シイタケ、たけのこの天ぷら、どれもこれも
美味しい。あらためて感謝。
山荘から見えた菜の花畑、おいしい菜の花油がとれるという。
ほんの数日で さくら色から新緑に菜の花の黄色の風景に変わっていた。
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晩御飯
孟宗筍の味噌煮
蕨のお浸し