やっといい天気になって 午前中は忙しくしていた。
友人宅の美味しい孟宗筍料理の締めくくりはやっぱり筍ごはん。
餅米も混ぜて炊いて温かいうちに母にも持っていった。
病院に着くと 看護師が言う『どの患者さんも家族が来るといい表情になるのよ』と。
母と同室の一人はずっと妹の名前を呼び続けている。
でも彼女が会いたがっている妹さんは来ない。
『仲が悪いんだって・・・・・』入院が長くなると顔なじみもできていい情報交換もできるのだが
聞きたくないことも耳に入る。人にはそれぞれ事情がある。
掘りたてをすぐにゆでて下処理した筍は柔らかく、大好物の筍ごはんを母は美味しそうに
食べていた。(親子ともども友人に感謝、ありがとう)
病院を出たら午前中より天気がよくなっている。
Cホテルまでレーズンのたっぷり入ったパンを買いに行こう!
街の中も新緑の季節は美しい。
あいにくお目当てのパンは売り切れだったけど、明日のサンドイッチ用に12枚切りの食パンを買う。
銀杏の木の新緑、ケヤキの新緑 みんな美しい。
小道に入ると天高く薄紅色の『ハナミズキ』
♪空を押し上げて・・・・・・・・一青窈のかみしめるような素敵な歌を思い出す。
先日の『心の遺伝子』の彼女 すごく良かった。
ハナミズキがアメリカから日本に来て100年ちょっと。
1912年に当時の東京市からアメリカワシントンD.C.へ桜(ソメイヨシノ)を贈った際、1915年に
そのお返しとして日本に贈られたのが始まりという。
風になびく大きな花はいかにも自由なアメリカの花らしい。
公園では八重桜が散り始めていた。
これで今年の桜はおしまいか~ちょっとさびしい気持ちになる。
見る見るうちに花びらが散って 道が花色になった。
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ごはん
辰巳芳子さんの切り方で筍を刻み、筍と薄揚げだけでシンプルに炊いたご飯。
大きなホタテ 今日は一枚50円だった!バター焼きに。
筍ごはんに添えたのは 蕨の生姜和え、きゅうりとにんじんの寒麹漬け