病院からの帰り道いつも通る道にむくげの花が散っていた。
この花が咲くと『夏』をかんじる。
どうだんの垣根に引っかかったむくげの花、これはお隣の国 韓国でも
愛されている花だ。
数日前行った八森で白い立札とともに小さな墓石のようなものをたくさん見つけた。
車を降りてみるとその墓石のようなものには白い菊が一輪ずつ供えられていた。
立札には『発盛精錬所 朝鮮人強制連行』と書いてあった。
2006年末にこのことがわかり調査団ができ少しずつ当時のことがわかってきたというものであった。
ここに眠る人が全部強制連行された朝鮮人かどうかはさだかでないらしい。
今までこのことに気づかなかったのは、夏は夏草で覆われ、冬場は雪が積もっていたからでこうやって
車を降りてその場に立つのは初めてのことだった。
その日は慰霊式だったらしく、前日に地元のボランティアグループの方達が草刈りをしきれいに
してくれたらしい。
遠い異国に連れてこられ、過酷な労働を強いられた人々もこのむくげの花を見て離れている家族のこと
を思い出していたのかもしれない。
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晩御飯
じゅんさいが美味しい季節
地元に住んでいても生のジュンサイはこの季節ならではの楽しみ
ぷるぷるの糊がたくさんついたジュンサイ、さっとゆでるときれいな緑色に変わった。
見た目は悪いがじゅんさいを食べるのが目的なのでてんこ盛りに!
生麩、海老、じゅんさいのお吸い物
小さな春巻き (豚肉、にんじん、モロッコインゲン、玉ねぎ少々入り)
蟹寿司(買ってきたもの)