あざみの味噌汁
山好きのご近所さんからあざみが届いた。
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先日 友人とこのあざみの味噌汁が旨い!という話をしたばかりだった。
亡き私の父は山が大好きで春は蕨やぜんまい、秋はきのこと忙しい仕事の合間を縫って
よく山菜とりに出かけていた。
山菜の中で早いのが『あざみ』 とげとげのその形からは想像できないような滋味深い味を
秘めた美味しい山菜だ。
父が採ってきたあざみをゆでていた母はこの山菜の灰汁の強さを嘆いていたが よく下処理した
あざみを入れた母の作る味噌汁は絶品だった。
今日は父の命日だったから あざみが届けられた時は嬉しかった。
母の病院にいる山好きの看護師さんとも先日あざみの話をしたばかりだった。
味噌汁しか作ったことがない私に彼女は『天ぷらもやってみて!』といった。
さっそく新芽のところを天ぷらにしてみた。これもなかなか美味しい!
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さて、あざみの『おずげっこ』秋田では味噌汁のことを『おずげっこ』という。
たぶん「お付け」がなまったものに秋田弁特有の接尾語「こ」がついたものだと思う。
あざみはキク科の植物で私たちがよく「山ゴボウ」と呼んでいるのはこの植物の根のことを言うそうだ。
どうりでこのアザミのおずげっこはごぼうのようないい風味がある。
今夜は先日話した友人のレシピでじゃがいもをいれてあざみのおずげっこを作った。
美味しい油揚げもあったのでそれも一緒に入れた。
ふだん味噌汁はお代わりしないけど、今夜は特別のおかわり!
天国の父のうらやましそうな顔が浮かんでくる。
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こっちは父の好物ではないが命日なのでお赤飯を蒸した。
産直で求めた豆の名人Yさんが作った『てんこあずき』はいい色が出る。
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今日は18度まで気温があがったので母を散歩に連れ出した。
父のことを話しながら水仙や梅、椿、かなりつぼみが膨らんできた桜を見ながら30分ばかり
車いすを押した。
目が覚めるような紅いつばきを母はとてもきれいだと言う。
昔から母は赤が、私は桃色が好きだった。
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by harunoyokihi06 | 2011-04-22 23:20 | 郷土料理


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