50代で亡くなった父は 仕事が忙しく 毎日帰りは夜中だったのに 早朝やたまの休みには小さな庭で野菜や
花を育てていた。
もともと黙っていられない性分だったのだろう、寸暇を惜しんで土いじりする日々だった。
父が育てていた花の中で好きだった花の一つ『ひおうぎ』
葉の形が扇を広げたようになっていることから名付けられたという。
昨日見せていただいたお庭にもたくさん咲いていて 父のことを思い出した。
秋になるとつやつやとした黒い種ができ それは暗闇や夜を意味する枕詞として万葉集の中の歌にも
たくさん詠まれている。
切り花にしてもあっという間に花は閉じて、きりきりとねじったような形になって終わる。
時間にすれば半日くらいしか咲いていてくれない。
ふんわりと咲いたその花色は上品な橙色で涼しげな形
庭の持ち主は『種ができたら差し上げます!』と約束してくれた。
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小さいけど 毛蟹
小さな生の毛蟹が信じられないほど安かった。
新鮮そのもので塩をたっぷり入れて水からゆでたら見事に赤くなった。
蟹みそたっぷりとはいかなかったが身は入っていて結構楽しめた。
今日のお弁当
昨日の煮もの、卵焼き、岩手の美味しいソーセージとピーマン、漬物
先ほどからものすごい豪雨になっている。
あまり被害など出ませんように!