春になると楽しみにしているご飯がある。
姫うこぎの新芽を摘んで作るうこぎ飯。
我が家にも小さい木が数本あるが冬の雪でこてんぱにやられちょっとしか葉をつけていない。
これは実家の母がもってきたもの。
昔、米沢 上杉藩の上杉鷹山公が奨励して植えたといわれている。
この木にはとげがあり、この木で生垣を作ったのは防犯の役目もあったのか?
食べられる生垣というところ。実家の母も幼い頃から食べ、私にも季節になると食べさせた。
いつの頃からか うこぎの香りと苦味がおいしく感じられるようになった。
うこぎ科という分類もあるくらいで、ウド、タラ、コシアブラはみんなこのうこぎ科。
早速少し重曹をいれてゆで水にさらして刻み、鰹節を混ぜて焼いておいた味噌をまぜて
切りあえにして出来上がり。
これを炊き立てのご飯にまぜるとうこぎご飯になる。
この前Mさんがつくってくれた飯ダコの煮付けも作った。たまごびっしりでおいしかった。
御近所からはコシアブラをいただいた。
これもたらの芽のようないい香りがある。【同じうこぎ科】
やっぱりこれは天ぷらがおいしい。