展望台から美しい白神山地の山並みを眺め、下りてきたらもうすっかりお昼が出来ていました。
MさんとSさんは街からやってきた私たちをこんな珍しいものでもてなしてくださいました。
栗、こはぜ、こくわの実です。
こくわはさるなしともいい、小さなキーウィフルーツです。
完熟をとってくれたので香りも甘みも十分でした。こはぜは夏はぜの実で、この実を入れたソフトクリームもおいしいです。漬物やゼリーに入れるときれいな赤紫です。
さあ、いただきま~す。
竹のこ採りの時のようにつばがまで炊いたご飯です。おこげが人気でした!
中に入っているまあるいものは自然薯のむかごです。
今回初めて食べましたが、お芋のような、お豆のようななかなか美味しいものでした。すごく栄養があるようです。
いかの煮付けはとにかくやわらかくて美味しかったです。大根の漬物もなかなかの味でした。
きのこどっさりの味噌汁もごちそうになりました。
デザートは蜂蜜のような甘さの完熟いちじく、梨のブルーベリー煮(コンポート)でした。
もうみんな動けないほどごちそうになりました。
そのうち大阪から紅葉を見に来た人たちも私たちのお昼に同席し、一緒に御馳走を食べました。親切に感動し、楽しんで帰りました。
満腹になった私たちはMさんの案内でダケカンバをみるため少し山をくだりました。
ダケカンバははじめてみました。
紅葉した木々と常緑の杉、それに白い木肌のダケカンバの織り成すすばらしい風景が広がりました。とてもきれいで、なんだか白い色が入った紅葉のの風景は少し不思議な感じでした。
さらに下ってくると今度は大きなイチョウの木がありました。
気がつくと少し日が傾き始めていました。
素敵な風景に別れを告げ、帰路につきました。