秋田もいよいよ桜が咲き始めたので小雨のなか大好きな桜に逢いに出かけました。
秋田市の郊外の旧家の桜です。
満開には少し早かったのですが、綺麗な紅山桜が迎えてくれました。
この屋敷内には60本の桜が植えられています。
家屋の一部は築後200年以上たっており、家の風情もすばらしいものです。
山桜は実生で苗を育てても100個の実から1~2本しか発芽しないと言われています。
ここのお屋敷でもそうやって長い時間をかけて60本もの桜を植えてこられたのです。
お庭には形のいい松(黒松)もたくさん植えられており、常緑の松と桜や梅とのコントラストもすばらしいものでした。
ご親切にも このお屋敷の当主が出てこられ、お茶でもどうぞと言ってくださいました。
家の裏には竹もあり、季節の山野草もいろいろ咲いておりました。
この山桜はここの家の屋号をとって、『利右衛門桜』と呼ばれています。