カテゴリ:人間( 14 )
映画をみにいった
今月の初めに知人からドキュメンタリー映画のチケットを譲ってもらった。
99歳まで長生きしてくれた私の大好きだった祖父、夫の祖母(数か月の短いお付き合い)、
親戚のお年寄りたち・・・・・その中の何人かの最後には少し認知症の症状が出ていた。

今日のの映画は関口 祐加監督の『毎日がアルツハイマー』

アルツハイマーに罹ってしまったご自分の母上の日常を撮ったとてもリアルな映画だった。
自分の母の病気のことは知られたくない、きれいごとにしたい・・・・それが普通の人間だと
思うのだが、本当にありのままを撮って私たちに親子の日常を見せてくれた勇気ある作品だった。
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関口さんはお母さんとの暮らしを専門家のアドバイスを受けながら、上手に、そして愉快に送っていた。
映画の中でジャムの瓶にパンが一切れ入っており、それに真っ黒いゴキブリが入っていたのをしみじみと
見つめる家族のシーンがあった。
関口さんはお母さんに冷静に事の成り行きを聴いた。
ひろこさんは『ジャムが少しになったのでパンを瓶の中に入れてつけようと思ったの・・・・』と答えた。
そこへいつゴキちゃんが侵入したかはなぞだが、孫のこっちゃんは閉じ込められたゴキちゃんのことを
『ゴキちゃんにも奥さんがいたり、子供がいるんじゃないの?どこにいったかな?って探しているかもしれない』
と言うと、どっと笑いがおこりみんな笑顔になった。
ともすれば深刻に悩んでばかりの認知症をさりげなく笑いに変えてしまう家族。
ひろこさんはとても気まじめな方だったようだが、認知症になったことで苦しみや、つらさから少し遠のき、
ひろこさんの気持ちが開放的になっているのが映画から伝わってきた。
認知症は多幸症とも呼ばれることがあるようだ。
だから穏やかに生きられるようになるのかもしれない。
認知症に対し、怖い、絶望的などの負のイメージをいだいていたが、映画を見て私の気持ちは和らいだ。
たくさんの人に見てもらいたい映画だと思った。

お天気が良かったので 運動不足解消のため駅まで歩く。
ついこの前まで美しい紅葉を見せてくれた千秋公園の木々はすっきりとした姿になっていた。
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街のあちこちにクリスマスツリーが飾られていた。
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ハタハタ定食
    帰りに買ったハタハタ だんだん形が大きくなって成長している。
    ぶりこもたくさん入ったのが多くなっているのがわかる。
    何もつけずに焼いて大根おろしを添えお醤油をかけて食べた。
    もちろんぶりこは残しておいてさらにお醤油を差し、熱々のご飯にかけて♪
   
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   おべんとう
     これで今週のお弁当はおしまい
     ピーマンのおかか炒め、真鱈の子の煮物、卵焼き、煮豆、つけもの
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by harunoyokihi06 | 2012-11-29 22:50 | 人間
人の尊厳
午後 録画していたプロフェッショナル介護福祉士 和田行雄さんを見た。
認知症になったお年寄りにさりげなく寄り添う和田さんの顔には愛情が満ちていた。
徘徊するお年寄りを見つけて 偶然会ったようにかけた言葉はとても温かかった。
お年寄りを家に閉じ込めるのではなく 限りなく普段通りの暮らしをさせてあげたいという考え。

番組の中で和田さんが話したこと。
>人間って何がすてきって、自分の意志を行動に移せることってどれほどすてきか。その人間にとって一番すてきなことを奪ったらあかん。できるだけそのことを守る、守り手にならないかんと思っている
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同居している母にも こうありたいという強い意志がある。
病気だから、危ないから、手間がかかるからということで後回しにし、私のことだからそのうち忘れてしまっていることがたくさんある。(反省)
自分も食いしん坊だから食べ物のリクエストには素直に答えてやっていると思う。
今日も歯磨きも終わってから『笹巻き』を食べさせた。
歯はまた磨けばいいから。
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病院などでは餅はのどに詰まらせたらと絶対に出てこないおやつだが、母は難なく食べた。
普段はおかゆだがおにぎりも、草餅も一度もつかえることなく食べている。
退院の時身体機能的にたぶん無理だと言われたいくつかのこともやってみたらできた。
もちろん危険なことはやってはいけないが 危ないというだけで何もかも取り上げてしまうことは
やっぱりその人らしく生きることを妨げているのだと思った。
今日来てくれた訪問看護師さんも『いろんなことをさせてあげたいね』と私に温かな言葉をかけてくれた。
ありがたい言葉は人を元気にする、その反対もあり。

明日は訪問者の予定はない日だから いつも後回しにしている母の話に耳を傾ける時間を作ろう。
今は亡き俳優の緒方拳さん似の和田さんはとびきりの笑顔の持ち主だった。
その笑顔に元気づけられる人はこれからも増えていくのだろう。
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by harunoyokihi06 | 2012-06-27 23:24 | 人間
オモニからの手紙
朝から雨の月曜日 いつものまぶしい春の明るさはなく、雨は一日降っていました。
午後 ゆうべ録画しておいた 『オモニからの手紙』を見ました。
姜尚中氏とお母さんのことを題材に ドキュメンタリータッチで作ったドラマでした。
16歳で日本にいる知人を頼って韓国からやってきたオモニ。
廃品回収の仕事を持ち 子供のを育て上げます。
時は流れ・・・・・・・・。
自分の出自に悩みながらも立派に成長した姜氏は『オモニは幸せだったのだろうか』と考えます。
でも問えないままオモニは亡くなってしまいますが・・・・・。
亡くなった後に姜氏は母がメッセージを吹き込んだテープを見つけます。
テープには「オモニは幸せだった」という声が残っていました。
それを聞いて姜尚中氏の心はとても軽くなったと番組中で本人が語っています。
十代で海を渡り日本に来たオモニ、ドラマからは母としてのあふれるようなエネルギーも感じられました。
やがて姜氏はこのオモニのエネルギーに押しつぶされそうな感じを持ち、熊本を離れます。
自分の境遇に戸惑い悩むことが多かっただろう姜尚中氏、でもそれは今の彼が存在する
大きな要因となったことでしょう。
文字の読み書きができないオモニに姜さんが文字を教える場面もありました。
最後に民族意識にこだわらない世の中になることを語る姜尚中氏の静かな話し方が
とても印象的でした。
彼が書いた本も読んでみたくなりました。
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お昼御飯に 今とても美味しいホタテの稚貝の炊き込みを作る。
貝が新鮮なうちに煮ておき 身と貝の汁に分けておいた。
人参と油揚げ、ブナシメジを具に貝の汁にお醤油、みりん、酒などたし、具も混ぜて炊いた。
貝の身の方はさっとお醤油で味付けしておき、炊きあがりに混ぜた。
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ホタテから出ただし汁がご飯にしみて美味しかった。
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ショウジョウバカマ
         (ご近所の花好きのお宅で咲いているもの)
  百合に似た小さなお花が集まって咲いている。
  この色が大好き!でも葉っぱが焼けていて痛々しかった。
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by harunoyokihi06 | 2012-04-23 22:40 | 人間
食事のシーン
肌寒かった雨の土曜日 先日放送した『トウキョウソナタ』を見た。
平凡なひとつの家族を淡々と描いた作品で 香川照之と小泉今日子が夫婦役。
家族一人一人が特に目立った成功もせず、リストラ、主婦の憂鬱、子供たちの不安定な
成長など、どこにでも存在するような家族の日々が映し出されていた。
食事のシーンでは自分で冷蔵庫から出してきた缶ビールを父親が開けて飲み始める。
一本の缶ビールを飲み干そうとする頃に他の家族たちは『頂きます』と言って食事し始める。
その食事に会話はない。
父が食事するのを待ってから箸をつける ちょっと古風な家族の決まりごとが新鮮だった。
我が家なら・・・・・・お母さんの私が真っ先に『頂きます~』だな。(笑)
一家の二男はピアノ教室に通い 才能を認められるがその行く末は映画には描かれていない。
最後に二男が試験会場でドビッシーの月の光を弾く。
美しいメロディーが奏でられるエンディング・・・・・・・・・。
試験会場の椅子や机を片付ける音がして映画は終わる。
映画に何度か出てくる食事シーン、心がバラバラになった家族だがまたいつものテーブルにつき
お母さんが作った物を食べ始めた。香川照之も小泉今日子もとてもいい演技だった。

飲みかけのワインが残っていた。
夫は大きな地震に備えて(会社へ行くことを考えて)お酒は飲まないという。
美味しい薄揚げで作る『お揚げピッツァ』新玉ねぎ、ロースハム、小葱をトッピング。
チーズをかけてカリッと焼く。
チーズとよく合うお醤油をふり、チリペッパーもかけていただく。
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春キャベツ、きゅうり、林檎、レーズンのサラダ(野菜は塩もみ)
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ハタハタの煮付け
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特別のおつまみではないけれど 美味しいワインが飲めて幸せ。
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   プラタナスの木が雨にぬれて迷彩模様がくっきりと見えました。
    
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by harunoyokihi06 | 2011-04-09 22:55 | 人間
頑張っている人に会えました
昨日の天気から一転して、雨の日曜日でした。
私は日曜にだというのにとても忙しい一日でした。
昨日おいしいパン屋さんでサンドイッチ用のパンを買ってきていたので、
お昼用にサンドイッチを作りました。
ゆでたまご、ロースハム、キャベツ、玉ねぎ少々をみじん切りにし、野菜はしっかり
水分をとりマヨネーズ、粒マスタード塩コショウで味付けし、サンドしました。
先日、テレビでサンドイッチの切り方を見たので斜めにナイフを入れてみました。
きれいに切れたので写真を撮りました。
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そしてリボンの箱から緑のテープリボンを選んでラッピングしてみました。
ちょっと緑が入って美味しそうに見えるでしょう?
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午後は、女性団体が開いてくださった公開講座へ。
数年前から日本赤十字秋田短期大學で教鞭を執っておられる『中村順子さん』が
自宅でケア(看護・介護)ということと題して講演してくださいました。
今 私が知りたいと思っていることの答えやヒントが随所にちりばめられた あっという間の
2時間でした。
人間に対し、深い心をもって看護にあたってきたこれまでの先生の確かな歩みが 何も
わからない私にもビンビンと伝わってきました。とても感謝すべき時間でした。
外に出るとみぞれ交じりの寒さでしたが、頑張っていらっしゃる素敵な女性に出会えて
心はとても温かくなりました。
これから中村さんの書かれた本を読みたいと思います。
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晩ごはん
   講演会の帰り、夕食の買い物先で ぶりこの入った大きなハタハタを買いました。
   塩焼にしました。
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   ポテトと残っていたマカロニでサラダ(ハム、カニカマ、ミズ菜、ニンジン、ジャガイモ
   マカロニ、玉ねぎ)
   あとは野菜をたして昨夜のつみれ汁 味が染みてまたおいしくなっていました。
   残りものの里芋コロッケ
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   最後は とろとろに粘るぶりこにお醤油をかけ、ご飯にのせていただきました。
   夕べから雷が鳴っています、季節ハタハタも もうすぐでしょう。
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by harunoyokihi06 | 2010-11-28 23:33 | 人間
長崎原爆記念日
8月6日は広島、今日9日は長崎に原爆が落とされた日。
土曜日のNHKハイビジョン特集の『二重被爆』を見た。
山口彊(つとむ)さんは長崎の造船所で働いているときに広島への出張を命じられ
三か月の任務を終え明日長崎に帰るという日に被爆した。
そして被爆した翌日 避難列車で長崎に帰り着き、勤務していた造船所に仕事の
報告をしに行って、9日再び被爆した。
山口さんが戦争の悲惨さを語り始めたのは89歳の時。
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ご本人は定年後は被爆したことを語っていきたいという希望があったが 家族からは反対された。
息子さんががんで59歳の若さで亡くなったことが山口さんの心を動かした。
自分は被爆者としての責務を果たしていない、亡くなった息子がしっかり話すようにと言っている
ような気がしています。
89歳の時から山口さんは被爆体験、反核のことを海外でも語り始めた。

山口さんのアメリカの高校生たちへの講演の様子はとても印象的だった。
『私の使命は体験したことをありのままに伝えることです。
そして『戦争をなくすには 話しあうこと。皮膚の色、言語が違っても話し合えばわかると思います。』と言った。
アメリカの高校生たちは涙を流しながら静かに聴いていた。
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亡くなる少し前12月23日、アメリカからジェームス・キャメロン監督が山口さんに会いに来ました。
娘の年子さんが キャメロン監督に『ずっと聞いてみたいと思っていたことがあります』と言って
『二度も被爆したことをどうとらえているか?』と聞いたところ
キャメロン監督は
『罪もない人々に原爆を投下したこと それは恐ろしいことです。
そこにあなたはいました。
そして すべてを目撃しました。
あなたは選ばれたのだと思います。
二度と核兵器を使ってはならないというメッセージを伝えるために』と言いました。
山口さんは
『私もそう思います。そして私は責務を果たしました』と答えました。
最後に監督は
『原爆投下は二度とやってはいけないと世界中に伝えます』と手を握りました。

原爆を落としたアメリカを憎む気持ちばかり募るはずなのに、山口さんは憎む気持ちをいろいろなことで乗り越えてきたのでした。
それは長崎医科大学の永井隆博士との出会いだったり、破壊された浦上天主堂で見つかった被爆した
マリア像だったり・・・・・。
キャメロン監督と会った後のインタビューで
山口さんの言葉が心を打ちました。
『魂が伝わりました。それは真理です。私はテクニックは嫌いです』
山口さんの平和の活動はたくさんの人にバトンタッチされたと思います。
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今夜は長崎高等女学校の学生たちのその後を追った番組でした。
私の母もその女学生たちと同世代 今日夕方見舞ったとき、いろいろ聞いてみました。
母も終戦の時 高等女学校の学生でした。14歳だったそうです。
終戦の日のことはよく覚えていました。
みんな運動場にでて地べたに正座しラジオの放送を聴き戦争が終わったことを知ったそうです。
その瞬間どう思った?と聞いたら『黙っていたけど 心のなかではよかった!と思った』と言いました。
自由に何でも言ったり 行動できることが嬉しかったそうです。
母も含め,戦争体験者が高齢化していきます。
八月は戦争のことを家族や友人と話したいと思った夜でした。
                          長い記事にお付き合いくださってありがとう。
追記 再放送があります
     BShiで8月15日 午後1時半~3時
      ハイビジョン特集 「二重被爆 ヒロシマ ナガサキを生き抜いた記録」
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今日もきれいな夕空でした。
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by harunoyokihi06 | 2010-08-09 23:26 | 人間
トシさんの『こだし』
はじめに
6日夜遅く、翌朝のNHK生活ほっとモーニングに『秋田の白神のことが出ますよ!』と
小さなお知らせを書きました。
その番組を見てたくさんの人が秋田のことを知ってくれたのはとてもうれしいことでした。
やっぱりいってみようかな!といってくださる方もいて、とても嬉しい思いでした。
放送の日、私はあいにく用事があって途中までみて録画して出かけました。
帰ってから見るのを楽しみにしていたのには理由があって、
私の大好きな『トシさん』が出演したからでした。

でも帰宅後番組の録画には『トシさん』の映像はありませんでした。
NHKの考え方、放送の仕方にも怒りを覚え、すごく残念な気持ちを皆さんにもわかってもらいたくて
今夜のブログに7日放送にはなかったすばらしいこの人のことを書くことにしました。


こだし作りの名人トシさん
八峰町にお住まいの『トシさん(84)』は山菜採りに欠かすことのできない『こだし』を編む名人です。
幼い頃から近所のお年寄りの手ほどきを受け
地元に自生する『アオツヅラフジ』の蔓を使ってこだしを作ってきました。
6月はじめの土曜日、小雨でしたが八森に出かけたその日が番組の取材の日だったのです。
ゲストの『宍戸開さん』とアナウンサーの方がお見えになる前にトシさんの工房を訪ねました。

こだしを編む『佐藤としさん』です。
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こんな編み機で蔓を編んでいました。
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工房の中には大小さまざまなこだしが掛けてありました。
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トシさんが自分で作ったものを腰に結わえて見せてくれました。
可愛い、おばあちゃんでしょ!トシさんはユーモアたっぷりのお茶目な人!
それにものすごいがんばりやです。
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もう少し取材の人たちが来るまで時間があるからと私をお茶に誘ってくれたトシさん。
自宅でおいしい手作りの大福餅をご馳走してくださり、私に今までの84年間の人生を語ってくれました。
本当にがんばってこられたことがひしひしと伝わってくるお話でした。

まもなくNHKの方達が取材に見えるというので私はその地区の散策に出かけました。
取材は夜まで続き、ほっとしたのとかなり前からの下準備などでかなりお疲れだったようです。
そして、84歳のネイティブな本物の秋田弁と共に
トシさんのすばらしい『手仕事』がTVで伝えられるはずでしたが・・・・・・・。

当日美しい白神の自然、さらにどぶろくや天然酵母のパン、山葵、羊の肉なども紹介するため
それも取材したようです。
でも7日の放送に『トシさん』のことは何もなかったのです。
つまりすべてカットされていました。


私が感じたこと
 偶然取材の日に行き合わせた一人として思った事を書いてみたいと思います。
静かな暮らしをしている高齢者に取材を申し込み、(その時点でとても大変な思いをします)
その後長時間の本番取材(テレビですから聞き取りだけでなく、撮影も)が行われました。
当日編んで見せるために、かなり前から蔓を水につけたりして下準備しその日を迎えたようです。
普段テレビに出ている人ではない普通の人ですから、
当日はかなり緊張し、一生懸命に取材に応じたはずです。
高齢者ですからかなりお疲れになったことでしょう。
でも自分のやってきた手仕事が全国に放送されるという晴れがましい気持ちもあったのではと思います。

7月7日の七夕の日、私も訪ねた美しい集落の映像と共に
トシさんのことも全国の皆さんに知ってもらえると楽しみにしてテレビを見ていたのですが、
結果はすべてカットでした。

取材する側のあり方がおかしいと思いました。
そもそも自分達がトシさんという存在を見つけ取材をしておきながら
それを放送に組み込まないというのはどういうことなのでしょう?
取材した側の礼儀としても、すばらしい手仕事をみなさんにお伝えするという観点でも
是非是非放送して欲しかった内容だったと思います。
最近、この番組の「だれそれさんと行く・・・・・(地名)」というのがシリーズになっているようですが、
ゲストが出てその土地のおいしいものを食べて喜んだり、
有名な観光スポットを巡ったりする番組なら他にいくらでもあるように思います。
その土地を紹介するということは、
そこに住む人の暮らしや生き方を織り交ぜながら伝えることに意味があります。

今回の番組の作り方についてはたくさんの疑問が残ります。
残念ながら放送されなかったトシさんのすばらしい手仕事について皆さんに是非お伝えするとともに
取材・放送する側にきちんとしたマナーを持ってもらいたいと感じ、今日の記事にしました。
長い記事にお付き合いくださりありがとうございました。                
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  雨でしたが 田んぼ沿いの花しょうぶがきれいでした。
  田んぼの向こうにうっすらと日本海が見えます。
  (6月6日 八峰町・本館地区にて)
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by harunoyokihi06 | 2009-07-08 23:57 | 人間
命日
桜が満開になったのに今日はあいにくの雨。
湿気のせいかなんとなく肌寒く夕方になって久しぶりにストーブをつけた。
今日は父の命日。
こんな綺麗な桜の季節に旅立ったのかと思うと桜の色もなんだか少し悲しい色に見えたりする。
父の写真に供えた薄色の赤飯。(小さな春蘭のお重に入れて)
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天神さんのお祭りが24,25日に菅原神社である。
そのおでんつあん(天神様の人形)の横に飾っていたソメイヨシノが今日散った。
桜はあっという間に咲いてあっという間に散ってしまう。
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晩御飯
 豚肉と海老のいがむし
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(新たまねぎを入れたら甘くてとてもおいしかったけど、少々水が出て種が柔らかくなりすぎた。)
きゅうりと大根、大葉、ちくわの三杯酢
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ライトアップされた枝垂桜(角館駅前)
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by harunoyokihi06 | 2009-04-22 22:24 | 人間
パートナー
私のご近所づきあいはいたってシンプル。
お向かいさんとは付かず離れずのあっさりづきあい。
お花を育てるのが趣味なので会えばお花の話題だけ。
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はす向かいの家の方たちは一番新しい住人なのに一番親しい関係になった。
それでも一週間に一度程度しかお会いする機会がなく、たまにお茶においでと誘われる。
こんな状態なので私はご近所のうわさにはかなり疎い。
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そんな私でも最近 同年齢のご近所さんを見かけなくなったことに気づいた。
その後、お二人とも離婚して家を出て行った事を知った。
そのうちのお一人の女性とは子供の歳も近く、子ども会活動などで一緒だった。
家を出ることになった理由は色々あると思うが、大きな原因は夫との会話不足だったと話していた。
結婚してからの20年余り、一緒に出かけたりしたこともほとんどなく、会話も少なかったらしい。
一方的に我慢し続けた20年だったと彼女は言った。
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ずっと前 日銀の主催の生島ヒロシさんの講演を聞いたことがあった。
生島さんに会場の女性が『どうすれば熟年離婚が避けられるのか』という突拍子もない質問をした。
『夫婦でたくさん共通の思い出を作ってください。それからたくさん会話した方がいいですね。』が生島さんの答えだった。

ご近所の変化に気づき、もうかなり前の生島さんの言葉を思い出した。
これからも続くパートナーとの日々をなるべくなら楽しいものにしたいと思ったりもした。

青々とした田んぼに夏風が吹き渡っている。
暑くて苦手な夏も稲にとってはとても大事な季節なのだ。
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夕食
新生姜を使ったメニュー

お刺身用のかつおを新生姜をたっぷり入れて煮た。
かつおの旨みをたっぷり吸った新生姜が一番おいしかったりして。
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なすの新生姜炒め
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蒸したカボチャに枝豆と絹ごし豆腐のあんをかけて
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More 桃の季節
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by harunoyokihi06 | 2008-07-20 22:09 | 人間
『そうかもしれない』
私は1987年の冬この本を買った。もう20年以上たった。
作家の名前は『耕冶人』こう はると 1906年熊本県 八代生まれ。
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若かった私がこんな内容の本になぜ惹かれたかというと、はっきりとは思い出せないが、中川一政の装丁が気に入って買ったような気がする。
それから『天井から降る哀しい音』という不思議な題にも惹かれたのか?
中川一政氏の書く大好きな文字で題名が書かれていた。

先週の水曜日BS2で放送されている映画を見ていたら「この本の内容に似ている」と思った。
本では お料理上手だった妻が度々鍋を焦がすようになったというところから始まる。

老夫婦の静かな実生活をにそのまま切り取ったような物語だった。
長年作家を支えてきた妻に認知症の症状が出始める。
穏やかな老後の生活に忍び寄る妻の病気。
夫「作家)は自分はずっとこの妻に頼りきりだったことに気づかされ、老いた身で妻を介護しなければと思う。本でもこのつらい現実を、日常をとてもリアルに正確に書いている。

この映画はストーリーもほとんどなく、老夫婦に降りかかってきた現実を淡々と描いていた。
やがて妻は老人施設に入所し、作家も病気で入院する。
見舞いに来た妻は『この方はあなたのご主人でしょう?』と言われ『そうかもしれない』と答える。
老いることは哀しい、ぼけてしまうことも伴侶にとってはつらい。
でも見終わった後にじんわりとこみ上げてくる感動はやっぱり夫婦の絆のすばらしさなのかも知れない。

中川一政の装丁に惹かれて買った本がすばらしい映画になった。
雪村いづみの演技もすごかった。
彼女は今まで出た映画でこの映画に出た自分が一番好きだと話したそうだ。
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今日も寒い一日でした。
今はいている靴(もちろん防寒、滑り止め底)がだいぶくたびれてきたので新しいのを買いました。完全防水で滑らない底になっています。
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by harunoyokihi06 | 2008-01-20 23:41 | 人間