今日はすてきな人と電話で話すことが出来ました。
高橋ヤスさんというすてきな女性。彼女は50年以上も助産師として自分の生まれた地域周辺で活躍してきました。
私は残念なことに見てませんが、NHKの人間ドキュメントにも出たそうです。今は仕事から離れ、あたたかいご家族に囲まれて静かな生活をおくっています。
彼女のもうひとつのライフワークは昔語り。
先日穏やかであたたかい雰囲気のヤスさんにお会いして昔っこをたっぷり聴く機会がありました。
その日は昔っこだけでなく子守唄や手遊び唄なども披露してくれました。
唄の中で可愛い唄がありました。寒い冬、雪遊びから帰ってきた子供の冷たくなった手を温めてあげるときに歌ってあげる唄でした。
方言の微妙な訛りや節は伝えられませんがこんな唄でした。
かれいっこ焼いで
とっけらがして 焼いで
お醤油っこ つけで
ぺろぺろ 食べたー
子供の小さい手をつかんでその手を魚のかれいにみたててお母さんの手で暖めて
子供の手をひっくり返してまた暖めてあげて>ぺろぺろ食べたのところで、子供の手に
息を吹きかけ また暖めてあげる そんな意味の唄でしょうね。
なんとものどかでかわいい情景を想像してしまいました。ねっ、かわいいでしょ!
この歌詞の最後をわすれてそれをお聞きするためお電話したのでした。
電話ではたった1人(わたし)のために2回も歌ってくれました。うれしかったです。
今年のあの豪雪真っ只中で歌ってもらったらもっと感じがでていたかも。(贅沢!)
今夜は彼女にお礼の手紙を書こうと思います。