いつの間にか市内の桜は満開になっているのに雪でも落ちてきそうな寒さだった。
昨日の花ちらしの雨で桜の木は散った花びらで白くなっていた。
ふっくらとした薄紅の花びらが幾重にも重なって道を飾っている。
染井吉野は風で満開の花を揺らし誇り高くそこにたっている。
寒くてまっすぐ帰ろうと思っていたのに あったかい大判焼きが食べたくなった。
お店まで行く途中には美しい紅枝垂れ桜がある。
枝ぶりもよく 堂々と立つ幹からシャワーの如く桜が降ってくる。
「今年もまた会えたね!」と声をかけ風に揺れる簪のような花を撮った。
家に帰って熱いお茶を淹れ、焼きたての大判焼きをいただいた。
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晩ごはん
ごぼうとじゃがいもの味噌汁、わらさの味噌漬け焼き、すき昆布の煮物