ハレの日
先日母と昔の話になって 着物の話になった。
話をしているうちにずっと昔何度か頼まれた『お酒つぎ』という役を思い出した。
この『お酒つぎ』というのは私が言っていただけで、正確には『雌蝶 雄蝶』というとのこと。
昔の婚礼はたいてい自宅で執り行われた。
今は媒酌人がいない結婚式が多くなったが私が子供のころは媒酌人もいたし、そのほかに
10歳くらいまでの男の子と女の子が新郎新婦にお神酒をつぐ役割があった。
もともとはそのお神酒を入れる漆器の入れものについている和紙で折った熨斗のことを
雌蝶雄蝶と言ったそうだが、それを持ってお神酒を注ぐ役の子供のこともそういう風に言っていた。
小学校1年生~2年生くらいの時だと記憶しているが、遠縁にあたる家での婚礼などに何度か
頼まれて行ったことがあった。
その時に祖母が誂えてくれた晴れ着の話になって 実家に行って母の桐たんすの一番底から
持ってきたのが、この着物だ。
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祖母が時々行っていた老舗呉服屋さんから反物を買い、お針の上手な知り合いに頼んで
仕立ててくれた着物だったようだ。
肩揚げや腰揚げのあともあったので学校に上がったばかりの私にはかなり大きいものを
準備してくれたらしい。
着物の柄も結構大人っぽいので長く着られるようにとの思いが込められていたのだろう。
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お酒つぎは緊張感もあったが、着物を着てお嫁さんにお酒を注ぐ大役でどこか誇らしい
気持ちもあった。
そこに出席しているめったに会わない親戚からおこづかいをもらえて楽しい日でもあった。
大役が終わると式場になった家からはきちんと御祝儀袋をいただいた。
いくらくらいのお金が入っていたかは忘れてしまったが、今だと小さい子が新郎新婦に花束を
渡しそのお返しにもらうプレゼントのようなものかな?
結婚式場の普及や洋風の結婚式が増えてこんな雌蝶雄蝶のいる婚礼はほとんどなくなってしまった。
この前koroさんのブログで面白い記事でかだり嫁の風習を知った。
秋田にもこの風習があるのかこれから調べてみたいが、この記事を読ませてもらって母と昔の話に
なったのだった。
こうしてブログを通して昔のいろんなことを思い出すのは楽しいものだ。
もう少し時間ができたら着物をほどいて、koroさんのようにきれいな額に入れて飾ってみたいと思っている。
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アボカドの味噌漬け
    漬けて3日目のアボカド・・・・・ちょっとしょっぱかった。
    次は二日くらいで引き上げてみよう。
    完熟のアボカドは味噌の味が染みてチーズのような風味。
    とてもクリーミーで美味しかった。
    クラッカーに塗って食べても美味しそうだ。
    山葡萄酒のおつまみにも最高だった!
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by harunoyokihi06 | 2012-12-14 21:19 | なつかしいもの


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