湯沢の犬っこ祭はしんこ餅で秋田犬を作り窓辺や門口に置き、火事や盗難を防ぎ、家を守るという小正月行事です。
でも、どうして犬っこなのでしょう?
これにはいくつかの説がありました。
「昔、京都から嫁入りした湯沢城主の奥方が小正月に始めた遊び雛が起こり」
「奥方が殿中守護の武士の労を寝具冷めるために15日には(昔犬っこ祭は2月15,16日に行われていた)早く帰し、犬っコにそのあとの番をさせたところから始まった」
「大盗賊を退治した殿様が、再びこのような大悪人が現れないように祈念下のが始まり」
秋田大百科事典より引用
しんこ餅で犬を作ってお供えする風習は隣の青森県下北にもあり、2月1日はお犬様といい、餅をついて犬の形を作り藁つとに入れて川へ流すようです。
犬の雪像の中に可愛い親子の犬っこを見つけました。
親犬の足に、子犬がまとわりついていました。
会場の奥に巨大ビニールハウスがあり、湯沢の物産展が開かれておりました。
湯沢はおいしい日本酒の蔵元もあり、大きな樽からお酒も振舞われていました。
露天もたくさんでいろいろ食べてみました。
一番おいしかったのが地元の肉屋さんのお店で食べたジャンボ串!
お土産はおやきといぶりがっこ。いぶりがっこは久々おいしいのに出会いました。