『庭の花梨がたくさんの実をつけました。いいかまりっこしています。』そんな手紙が添えられて遠くにすむ大切な友が箱いっぱいのかりんの実を送ってくれた。
『かまりっこ』というのは『香り』のことをさす秋田弁。
本当にいいかまりっこで大テーブルの上の籠に入れて楽しんだ。
さあどうしよう。
花梨はのど飴に入っていたりしてのどにいい事は知っていたので、『花梨飴』を作ってみることにした。
昨夜遅くなってから焦がさないように煮詰めた花梨はうすいピンクからこんなきれいなルビーのようなジェリーになった。

花梨飴といってもジェリーそのもの。
スプーンですくって食べると口いっぱいに甘酸っぱさと花梨のいい香りが広がった。
作り方はいたって簡単

表面をきれいにした花梨はざく切りにして種も一緒に同量の水を加えて圧力鍋で2分加圧。
急冷して煮出した液を漉す。
それにグラニュー糖を入れ丁寧に焦がさないように煮詰めるだけ。
まだたくさんある花梨はかりん酒にもしてみたいとおもっている。
こっちは3年ほどねかせるとまろやかなお酒になるらしい。
3年は長いなあ~。
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晩ご飯
八宝菜(海老、豚肉、白菜、にんじん、しいたけ、アスパラ菜、ゆでたまご)
白菜が美味しい季節になった。
ご飯にかければ中華丼。